池田小学校の基本は、知・徳・体のバランスのとれた全人教育と英才教育です。
自主的に学ぶ姿勢と高い思考力・表現力・創造力を養うことはもとより、他者への感謝や思いやり、社会的ルールを身につけた、たくましい子どもを育むことが、池田小学校の使命だと考えています。
授業に加え、独自の頭脳開発トレーニングや英会話、環境学習、パソコンを利用したICT教育など、時代の潮流に先んじた体験的な教育カリキュラムを取り入れ、日々職員の熱い情熱と真摯な研鑽をもって、世界に通用する次代のリーダー育成を目指しています。


 池田学園の出発点である池田教育ゼミナールから引き継がれている池田方式の大きな柱が頭脳開発です。
教師がたくさんのことを教えようと工夫しても、受け入れる子どもの頭脳のキャパシティが小さければ十分な成果は得られないのではないでしょうか。菓子折りの中に、どんなに上手にまんじゅうを並べても、入るまんじゅうの数は限られています。菓子折りが小さければ、まんじゅうの数も当然少なくなります。それでも無理やり押し込もうとするのが詰め込み教育です。限度を超えれば、菓子折りがゆがんだり、破れたりすることは目に見えています。
 私たちは、“大きな入れ物なら無理しなくても、まんじゅうはたくさん入るはず”と考えます。つまり、脳を鍛えることにより、脳が受け入れるキャパシティを増やせば子どもたちもより多くの情報を吸収できるのではないかということです。
 そのために、毎週1時間頭脳開発の時間を特設して、さまざまなトレーニングに取り組んでいます。


 池田小では算数、国語の教科名をそれぞれ思考、文学とよんでいます。
 算数では、計算できる図が描けるという技能的なことを身に付けることはもちろんですが、答えを導くためのプロセスを大事にします。「どうして」、「なぜ」の疑問を解決するために、先生がすぐに教えるのではなく自分で考えたり調べたりすることに重きを置いています。このことにより数学的な考え方や思考力を高めたいと考えています。
 池田小ではこのような願いから「算数」を「思考」とよんでいます。

 国語の学習は、文学作品の読解だけでなく、「話す」「聞く」こと、言語活動の充実など多方面にわたっています。本校はその中でも、特に文学作品を読むことを重視しています。本を読む、しかもできるだけ難しい本を読むことが脳に刺激を与え、考える力を伸ばしていくと考えます。そのような考えから本校では「国語」を「文学」とよんでいます。


 イギリス人の教師が、池田小専属で毎日勤務し生活を共にします。まず、耳から英語に慣れ親しむということで、授業の他にも一緒に遊ぶことや様々な行事で活動を共にする機会を設けています。
 授業はイギリス人教師により下学年が週1時間、上学年が週2時間、英会話を中心に進めています。


 どの学年も、いかに教科書の内容を早く済ませるかではなく、その学年で学ぶべき内容を全員に確実に身につけさせることを第一に考えています。
また、学んだ内容をより深めていくために、専用の問題集を活用しての難問挑戦、体験学習、発展学習にも重点を置いて指導しています。


 「21世紀室」には児童用パソコンが40台、各教室にも1台ずつのパソコン、この他にも各階の広場には調べ学習用パソコンが4台ずつ設置されています。そしてすべてのパソコンが校内LANを通してインターネットに接続しています。
 欠席、早退、遅刻などの連絡も、各教室のパソコンへのメールで行います。
各教室には60インチの大型電子黒板、実物投影用のカメラが設置され、最先端の教育機器を活用した分かりやすい授業に取り組んでいます。


 最先端のパソコンの他にも、快適な環境で学習に専念できるように全教室に冷暖房を備えています。また、子どもたちが楽しく遊んで体力をつけられるように校庭の遊具もたくさんあります。そして緑に囲まれた静かな環境の中に学校があるということも大きな魅力です。


 4年生以上の子どもたちが自分の選んだ活動に取り組む時間です。担当教員の専門性や特技を生かしながら子どもたちの力を伸ばしていきます。活動によっては大会出場やコンクールへの参加も目指しています。
 活動内容
 ミニバスケットボール、サッカー、柔道、ドッジボール、体操
 合唱、裁縫、英会話、パソコン、将棋、囲碁、工作、計算パズル、書道、自然科学


 記憶力大会、チャンピオン大会、クイズ大会、小・中・高合同学園祭、運動祭
英語暗唱スピーチコンテスト、バス停クリーン作戦


 小学校との交流(シンガポール、中国、オーストラリアなど)


 校 長
 教 頭
 学級担任 12学級
 科学専科
 美術専科
 情報専科
 英会話専科
 養護教諭
 事務職員
 図書館司書